受験生に必須の参考書の読み放題サービスを行っているポルトのメリット・デメリット、利用方法まで詳しく解説します。
記事更新日: 2023/01/15
コスパグ
みなさんこんにちは!コスパ部です!
みなさんは大学入試に向けて参考書の数が増え始めていませんか?
一つの科目に3~5冊持っている人もザラかと思います。
私は受験期には毎日電車で1時間半かけて予備校へと通っており、参考書で膨れ上がったリュックと満員電車の組み合わせは気が遠くなるほどの苦痛でした。
そんな悩みを解決してくれるサブスク「ポルト」が遂に登場しました!
ポルトでは月額980円で有名参考書からオリジナルの参考書までが1つのアプリにまとめられています!
今回はそんなポルトは本当に役に立つのかどうかについて、利用方法や実際に使用できる参考書、利用者の声から読み解いていきます。
この記事の著者
大和 貴人(やまと たかと)
毎日思い参考書を運ぶ必要が無くなります!
決済方法はクレジットのみと限りがあります。
移動中などの隙間時間でもより快適に勉強ができます!
iPhoneのみの対応で、iPadにはまだ対応していません。
気になる参考書を試し読みすることで参考書選びで外すことが無くなります!
参考書の数はまだ少なく、物足りないかもしれません。
ポルトとは大学受験を控えた高校3年生の3人に1人以上が利用する学習管理アプリ「Studtplus」や「Studyplus for School」を提供するスタディプラス株式会社が始めた電子参考書の読み放題サービスです。
日本のスマホ利用者の割合は年々増えており、総務省は以下のデータを公表しました。
データによると、大学受験を控えた18歳から19歳の95%以上がスマホを保有していることがわかります。
また、近年スマホはSNSや連絡手段、ゲームなどの遊びの場として利用されるのではなく、アプリや動画を通して勉強にも利用される場面が増えてきました。
2019年4月には学習用デジタル教科書の制度化や、同年6月には都立高校へのスマホ持ち込みの容認が話題になりました。
これらのスマホの普及と利用方法の変化、デジタル教科書の法令などを受け、個人向けにスマートフォンを使った勉強方法としてポルトが開発されました。
ポルトでは現在(2020.02.10)40冊の参考書を利用することができ、その数は2020年の夏には100冊になるといわれています。
さらに、単に参考書の数を集めるのではなく、参考書はStudyplusの記録に基づいて、人気のものを中心に提供しています。
スタディプラス株式会社では並行して新興出版社啓林館、Z会ソリューションズ、第一学習社と提携し、学校法人への販売も視野に入れています。
ここで、ポルトの評判をいくつか紹介していきます。
ポルトという参考書読み放題サービスと、スタディサプリを使って、iPad1台で勉強してる。
— Tomoki Takeda@自宅学習 (@tomoki_takeda)February 17, 2021
すぐ調べられるし、持ち物軽いし、ほんとに最高!開発してくださった方ありがとう!#iPad勉強
ポルトっていう参考書読み放題アプリよかったんだけどなあ
— すきま塾 (@sukimajuku)July 10, 2021
全然更新されなくなったからなあ
iPad1台で、すぐ調べられるし軽くて最高!
という口コミがありました。
一方で、最近更新されない…という口コミもあるようです。
受験生として一番気になるのはやはり利用できる参考書の種類だと思います。
そこで、現在(2020/02/10)利用可能な参考書を以下に載せます。
英単語ターゲットや山川一問一答、センター試験の過去問は誰もが一度は手にする参考書ではないでしょうか!
これらの参考書はスマホでもみやすいように改造されており、同じ内容でありながら、より見やすく学習しやすくなっています。
さらに、英単語系の参考書はそのほとんどにネイティブスピーカーによる読み上げが付属されています。
アオイ
たくさん参考書があるけど文系理系でそれぞれ何冊くらいあるのかな?
以前は理系の参考書が少ないとの声があったポルトですが、現在はどうなのでしょか?
各科目ごとにまとめてみます!
アオイ
あれれ!まだ理系の参考書は少ないんだね...
確かに、文系科目のほうが参考書の数は多く見えます。
しかし、ポルトの利点としてある隙間時間での勉強を考えると、暗記が多い文系科目や英語の参考書が増えるのは仕方がないでしょう。
今後、参考書の数が増えてくる際に名門の森や良問の風、化学重要問題集などが登場してくれると理系も文系も使いやすいサービスになりますね。
とはいえ、文系でも理系でも必要な英語の参考書はとても充実しています。
英単語系の参考書はネイティブスピーカーの読み上げ機能もついているので勉強にはもってこいですね。
ここからは実際の利用者の声からわかったポルトのメリット・デメリットを解説していきます!
目指す大学によっては受験科目は3~5科目受験も...
それぞれの科目に対して3冊も4冊もの参考書を持ち歩くのは一苦労です。
ポルトを使用することで、いくつかの科目の参考書持ち運びをしなくて済むので移動がとても楽になります!
全人類の敵である満員電車、しかしそんな満員電車に毎日乗らないと学校へ行けない学生も多いと思います。
そんな学生の味方がポルトです!
大きな参考書と違い片手で持ちて操作も簡単です。
電車の中でなら歩きスマホにもなりませんし、安全に隙間時間に勉強ができますね。
ポルトではStudyplusと連携することで勉強時間やクイズの正答率などをデータ化、グラフにあらわしてくれるので1日の勉強時間の把握ができ、効率アップに繋がります。
他のアプリなどでは参考書のの細部、ちょっとした付け足しなどが省かれている場合がありますが、ポルトでは厳密に細部まで掲載されています。
ただ参考書を電子化するのであればご自身でもpdfに落とし込むなどすれば可能ですよね?
ポルトでは、ただ電子化するのではなく、各参考書に合わせたアプリ化をしています!
単語帳には音声機能や単語クイズが、長文問題も見やすく、学習しやすくアレンジされています。
ポルトの須原伊方法は現在クレジットカードのみです。
これにはたくさんの学生が、「まだカードを持っていないから不便」、「せめてiTunesカードの利用も許して!」と決済方法に悩んでいました。
ポルトでは使用者のアプリダウンロードの他に保護者からのWebサイトへのほう仕込みが必要なため、クレジットカード決済のみとなっていますが、学生が支払いをする場合には確かに不便ですね。
勉強をする際に電車の中などではスマホで十分ですが、机で勉強するとなるとやはりもう少し大きい基盤のほうが向いています。
iPadであれば大きく、小さめの参考書ほどの大きさになるのでより勉強しやすいですね。
しかし、ポルトは現在iPhoneのみの対応となっています。
パソコンやiPadでの利用を望む声が多くありました。
現在40冊の参考書が提供されているポルトですが、2020年夏にはその数を100冊まで伸ばすとされています。
これはとてもうれしいですが、受験生としては一刻を争えない問題です。
教材の数の増加はポルトの一番の課題といえます。
無料体験版とは、14日間ポルトが無料体験できるものですが、利用する意味がないという声ありました。
実は無料版では、読み放題プランとは違い出版社の参考書が利用できず、利用できる参考書はポルトオリジナルのもののみとなっています。
せっかくの体験版なのに実際使用する参考書が利用できないので、がっかりする声が多くありました。
根本的な問題ですが、ポルトを利用するということはスマホを利用することになります。
SNSからの通知やゲームの誘惑が多いスマホを受験期間は放棄する人も多い中で、スマホを利用した勉強はやはり向いていないという人もいました。
これらのデメリットはポルトのアプリレビューに実際寄せられたものですが、その一つ一つにポルトのデベロッパーが回答しており、今後の早期改善が見込めます。
保護者が申し込みをする際にクレジットカード番号が必要になります。
今回紹介したスマホ世代に適した勉強方法として生まれたサービスポルトはいかがでしたか?
時間のない受験生にとって隙間時間に勉強ができるのはとても大きな強みになると思います。
今は参考書の数や決済方法などに難があるポルトですが、この夏に追加される予定の参考書などを考えると、とても期待の持てるサービスだと思います。
移動中などの隙間時間でもより快適に勉強ができます!
iPhoneのみの対応で、iPadにはまだ対応していません。
気になる参考書を試し読みすることで参考書選びで外すことが無くなります!
参考書の数はまだ少なく、物足りないかもしれません。
モノやサービスで溢れているこの時代。
高いものが本当に良いものなんでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
安くても良いものもあるはず。
でも、それを探すとなると結構大変。
そんなみなさんを救うべく、我々コスパ部が徹底的に検証して、みなさんの選択をお助けします。