KINTO(キント)

車のサブスク「KINTO(キント)」の特徴や評判を紹介しています。

記事更新日: 2024/11/07

執筆: 大和貴人

コスパグ

みなさんこんにちは、コスパ部です!

「サブスクブーム」が到来し、数年が経ちましたが、ついに車までサブスクで利用することが出来る時代になりました!

車を所有するとなると、

自動車保険・重量税・車検…

など、面倒な手続きや費用がかさんでしまいますよね。

そこで、今回は車のサブスク「KINTO(キント)」を紹介します。

TOYOTAが提供する車のサブスク「KINTO(キント)」の特徴に迫ります

この記事の筆者

大和 貴人(やまと たかと)

サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。
2013年、慶應義塾大学卒業後、新卒で三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に㈱ユニベルを設立。
2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立上げ。
サブスク専門家として、日本テレビ「スッキリ!」TBS「ひるおび!」「THE TIME,」フジテレビ「めざまし8」などのメディアに多数出演。
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サブスク専門家の大和貴人の顔写真およびメディア出演歴

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良い点

保険料や税金が全て組み込まれている月額定額制です。

悪い点

走行距離制限があります。

良い点

誰でも同一の保険料です。

悪い点

契約期間が定められています。

車のサブスクってどんなサービスなの?

「車のサブスク」という言葉を聞いたことがあっても、実際にはどのようなサービスなのか、詳しくは分からないという方も多いのではないでしょうか?

「サブスク」と聞くと、

車が乗り換え放題になるのかな?

いつでも借り放題なのかな?

と考える人も多いと思いますが、実際には違います。

車のサブスクとは、ある程度の長期間、特定の車1台を自分の車のように借りることが出来るサービスです。

その為、いつでも好きな車に乗り換え放題になるというわけではありません

色々な車に乗り換えたい、好きな時に借りたいという方は、

カーシェア

がおすすめです。

今回は、ある程度長期間特定の1台の車が借りれるサービス「車のサブスク」である「KINTO(キント)」を紹介していきます!

 

KINTO(キント)と他の車のサブスクとの違いは?

車のサブスクは、今や色々なサービスがありますが、KINTOは、他のサブスクと何が違うのか、調査していきます。

まずは、コスパ部がおすすめする車のサブスクの中で主要なサービスを、様々な基本情報で比較していきます!

サービス名 車の状態 契約期間 走行距離制限 代表メーカー
KINTO 新車 3・5・7年 1,500km/月 トヨタ
定額カルモくん 新車/中古車 1~11年 1,500km/月(11年以上の契約で撤廃) トヨタ、日産、ホンダ、マツダを含む全7社
NOREL 中古車/新車 90日~ 2,000km/月 トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、ベンツ含む13社
コスモマイカーリース 新車/中古車 3・5・7年 500,1,000,1,500km トヨタ、ホンダ、マツダ、日産を含む全8社
Hondaマンスリーオーナー 中古車 1~11年ヶ月 1,000km/月 ホンダ
Honda ON 新車 3・5年 1,000km/月 ホンダ

そもそも、KINTOは、トヨタが運営しているサブスクなので、車種のラインナップは、トヨタのみです。

車のサブスクには、車メーカーが提供するサブスクと、その他のサブスクに分かれます

車メーカーが提供するサブスクは、当然ですが、自社の車のみ取り扱いがあります。

トヨタの車以外にも、ラインナップに含まれていて欲しいという方は、他のサブスクを検討してみても良いかもしれませんね!

 

コスパ部では、車のサブスクおすすめ17選について、徹底的に比較している記事も書いているので、是非参考にしてください↓

 

【お得度検証】KINTO vs 車の購入

実際に、車のサブスクと車を購入する場合では、どちらの方がお得なのか、検証していきます。

今回は、プリウスを500km/月で走行して5年間使用した場合において、サブスクと購入のどちらがお得なのか、検証していきます!

KINTOで車を利用する方が、約6万円高いという結果になりました。

車のサブスクの方が、お得だと思っていたという方も多いのではないでしょうか?

しかし、今回は購入する場合の買い取り価格を相場で計算していますが、実際には大きく前後する可能性もあります。

その為、買い取り価格や、保険料によっては、KINTOの方がお得になる可能性も十分にあります!

また、買い取り価格は、自分では予想が出来ないので、使用中は、買い取り時の価格を気にしながら使用しなければいけない他、買い取り価格が不明瞭なため、家計が計算しづらいですよね。

これらのことを踏まえ、不明瞭な金額があると不安な方や、保険・税金などの計算が面倒な方は、KINTOがおすすめです!

ヒナタ

KINTOであれば全部が月額料金に含まれているもんね!

 

KINTO(キント)の特徴は?

ここで、KINTO(キント)の特徴をいくつか紹介していきます。

KINTO(キント)の特徴
  • 保険や税金がコミコミで月額定額制
  • 誰でも同一料金の保険料
  • 保険の面倒な手続きが不要
  • KINTO専用・特別使用車がある

以下で詳しく説明します。

 

保険や税金がコミコミで月額定額制

KINTO(キント)は、月額料金に保険料や税金が組み込まれています

その為、車に関する出費は、月額料金に加え、駐車場代やガソリン代のみになります。

車を所有するとなると、なんだかんだ車検や保険料などで、出費がかさみますよね。

しかし、KINTO(キント)であれば、月々定額なので、ややこしい料金はありません!

車のサブスクの中に居は、このように任意保険料は別途で支払いが必要なサービスも少なくありません。

急な出費がなく、利用期間中は定額であるという点が、KINTO(キント)の1番の特徴です。

 

誰でも同一料金の保険料

KINTO(キント)の月額料金には、年齢・等級に影響しない自動車保険(自賠責保険・任意保険)が含まれています

車のサブスクの中には、月額料金に任意保険が含まれておらず、別途で加入が必要なサブスクも多くあります。

別途で加入するとなると、年齢や等級によって、保険料がかなり変わってきてしまいますよね。

しかし、KINTO(キント)であれば、誰でも同じ金額で、利用することが出来ます

また、万が一事故で保険を使用したとしても、月額利用料金は変わりません!

保険料が高くなってしまいがちな年齢の方や、等級が低い方は特にメリットなのではないでしょうか?

補足事項
現在加入中の保険を利用しての契約および等級の引継ぎはできません。

 

保険の面倒な手続きが不要

自動車保険に加入するとなると、かなりの時間と手間がかかりますよね。

しかし、KINTO(キント)であれば、WEBか店頭で車の申し込みをするだけで、納車時には保険が開始され、保険料も月額料金に自動で含まれるようになります

車も保険も一度に一括で申し込みが可能です!

 

KINTOの保険は、東京海上日動火災保険株式会社のTAP(一般自動車保険)です。

保険の内容は以下のような内容になっています↓

KINTOの保険
  • 対人・対物が無制限保証
  • 自身のケガは5,000万円まで(レクサス車は1億円まで)
  • 自己負担最大5万円で車を保証

 

KINTO専用・特別使用車がある

KINTOでしか利用できない車があります

一般には購入することが出来ない車なので、レア感が満載で、嬉しいですよね!

TOYOTAファンにはたまりません♪

内装や外装が異なるだけでなく、しなやかな動きと「接地感」のあるフラットな乗り心地が特徴です。

今後も様々な専用・特別使用車がラインナップされていくことが予想されます♪

 

KINTO(キント)の注意点は?

一方で、KINTO(キント)の注意点をいくつか紹介していきます。

KINTO(キント)の注意点
  • 契約期間が定められている
  • 走行距離制限がある
  • 契約には審査がある

以下で詳しく説明します。

 

契約期間が定められている

KINTO(キント)には、契約期間が定められており、3・5・7年の中から、選ぶことが出来ます。

それよりも早く解約をする場合には、解約手数料がかかってしまうので、注意してください。

また、KINTO(キント)には、「のりかえGO」というプランがあります。

この場合、契約から一定期間経過後に、お得な手数料で車を乗り換えることが出来るプランです。

ライフイベントにより、家族が増える予定がある方などにおすすめのプランとなっています!

 

走行距離制限がある

KINTO(キント)には、走行距離制限があります

1,500km/月の走行距離制限があり、超過した場合には、トヨタ車で1kmあたり11円、レクサス車で1kmあたり22円の別途料金が必要になります。

以上が、各サービスの走行距離制限ですが、平均的な車の走行距離は、400~600km/月と言われています。

その為、通常の範囲内であれば、走行距離制限にひっかかることは、ないと思います!

 

契約には審査がある

こちらは、どの車のサブスクにも言えることですが、契約には審査があります

審査に通過しないと、車のサブスクを契約することが出来ません

審査基準は公開されてはいませんが、一般的には以下のような要素が審査の対象となります↓

車のサブスクの審査基準
  • 年収
  • 債務履歴
  • 職業
  • 勤続年数
  • 支払い計画
  • その他の要件

これらの要素が審査基準となります。

特に、カードの支払いの滞納などがあると、審査には通りづらくなるようなので、注意してください!

 

わりかん KINTOアプリが登場!

「わりかん KINTO」アプリとは、KINTOで利用中の車を、家族や友人とシェアするためのサポートツールです。

アプリの主な機能
  • 予約機能
  • わりかん機能
  • 実績管理機能
  • チャット機能

アプリでは、共有カレンダーでメンバーの予約状況などを一括管理することが出来ます

また、運転距離や時間、平均速度などの走行デーや運転スコアなどもアプリで確認することが出来ます!

友人や家族とKINTOの車をシェアする際には、とっても便利なアプリです。

 

KINTO(キント)の車種のラインナップは?

ここで、KINTO(キント)では、どのような車種が含まれているのか、紹介していきます。

トヨタの中の人気車種がKINTOに含まれているのか、検証してみました!

人気車種は全て含まれていることが分かります。

TOYOTAが提供しているというだけあり、TOYOTAの車種は豊富に含まれていました

人気車種であれば、ほとんどの車種がKINTOに含まれていそうです!

 

KINTO(キント)の評判は?

ここで、KINTO(キント)の評判を見ていきましょう!

 

全部コミコミなのはいい!!

 

新社会人によさそう!

 

人気の車種がある

 

契約期間が定められているから少し使いづらいという口コミや

月々定額だから手にしやすいという口コミ

が多くありました!

 

KINTO(キント)の料金は?

KINTO(キント)の料金は、当然ですが車種によって異なります。

いくつかの代表車種の料金をみてみましょう!

 

プリウス S HEV 1.8L 2WD(5人)

契約期間は3年で、ボーナス払いはなしの設定になっています。

 

レクサス UX250h "version C" 2WD(5人)

こちらも契約期間は3年で、ボーナス払いはなしの設定になっています。

 

ヤリスクロス G HEV 1.5L 2WD(5人)

こちらも契約期間は3年で、ボーナス払いはなしの設定になっています。

解約は初期費用フリープランの場合、中途解約時は原則、解約金を支払う必要があります。

解約金フリープランの場合、解約金なしで中途解約ができます○

 

まとめ

KINTO(キント)のサービス内容はどうでしたか?

車を買おうと思っているけど、ローンを組んだりするのが大変で

なかなか購入に踏み出せない方などたくさんいると思います。

そんな方たちにとってKINTO(キント)はかなりオススメできるサービスだと思っています!

これを機に購入だけでなく、KINTO(キント)の利用も考えてみてはいかがでしょうか?

最後にKINTO(キント)のホームページへのリンクを貼っておきますね!

(画像出典元:「KINTO」公式HP)

良い点

誰でも同一の保険料です。

悪い点

契約期間が定められています。

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