サブスクとは?メリット・デメリットや有名サービスも詳細に解説!

サブスクとは?メリット・デメリットや有名サービスも詳細に解説!

記事更新日: 2022/06/10

執筆: 大和貴人

コスパグ

みなさんこんにちは、コスパ部です!

最近、テレビや新聞・雑誌、ニュースなどのあらゆるメディアで「サブスクリプション(通称「サブスク」)」という言葉を見かけると思います。

この記事では、サブスクマニアとして「スッキリ!」や「めざまし8」などにも出演した私が以下のことを詳しく解説していきますので、みなさんの参考になれば幸いです。

この記事で解説していること
  • サブスクリプションとは何か?
  • ユーザー、企業のメリット・デメリット
  • 市場が成長している背景
  • 有名なサブスクのサービス
  • サービスの選び方についてのポイント
  • サブスクの今後は?

この記事の著者

大和 貴人(やまと たかと)

サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。
2013年、慶應義塾大学卒業後、三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に㈱ユニベルを設立。
2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立上げ。
日本テレビ「スッキリ!」、フジテレビ「めざまし8」などのメディアに多数出演。

サブスク専門家の大和貴人の顔写真およびメディア出演歴

このページの目次

【1分でわかる!】サブスクリプション(サブスク)とは?

まず、サブスクリプション(サブスク)とは何か?ということを説明していきます。

私達のサイトでは、サブスクのサービスについて600以上の記事を書いてきました。

その結果、サブスクを次のように定義しています。

「サブスクリプションサービス」とは…
定期的な料金の支払いが発生し、その対価として継続的な役務の提供を受けることができるサービス

少し難しく表現するとこうなってしまうのですが、ザックリ言うと「定期的にお金を払っている限り、継続的に受けられるサービス」ということです。

一般的なサブスクリプションのサービスでは、毎月定額の支払いが発生するものがほとんどです。

しかし、中には支払う料金が一定でないものや、支払いの間隔が毎月でないものもあるため、このように定義しています。

 

音楽や動画配信サービスを指して「サブスク」と言われることも!

上述の通り、サブスクという言葉は「定期的に支払いがあり、継続的に受けられるサービス」を意味することもありますが(広義のサブスク)

音楽ストリーミングサービスや動画配信サービスを指して用いられることもあります(狭義のサブスク)

コスパ博士

どちらの意味でも使われるから、わかりにくいという人が多いみたい。

 

サブスクの語源は?

サブスクリプションの語源は、英語で「雑誌の定期購読」を意味する「subscription(サブスクリプション)」です。

それが転じて、現在のように「定額制サービス」を指して使われるようになりました。

コスパ博士

昔からある新聞や牛乳の配達も、サブスクの1種と言えるね。

 

ユーザー・企業から見たメリット・デメリットは?

以下の図は、サブスクの導入ついて、ユーザー、企業それぞれの視点から考えた際のメリット・デメリットを表にしたものです。

以下でそれぞれについて詳細を解説していきます。

 

ユーザーのメリット 1 導入コストが買うよりも安い

ユーザーのメリットとして第一に挙げられるのが、多くの場合で導入コストが安くなるということです。

例えば、トヨタが運営する「KINTO(キント)」というサービスでは、月々43,450円で新車のアクアに乗ることができます。

しかも、月額料金には保険料や税金、メンテナンス費用も含まれているので、車に関する支払いが毎月一定の金額になるというメリットもあります。

このように、サブスクリプションを使用すると、多くの場合でモノやサービスの導入コストを抑えることができます。

 

ユーザーのメリット 2 使わないサービスは解約できる

実際に利用してみて、「自分に合わないな」と感じたサービスはすぐに解約できるということも、ユーザーのメリットとして挙げられます。

サブスクリプションではない通常のサービスにおいて、自分に合わないサービスを選択してしまった場合、サブスクと比較して高い導入コストが無駄になってしまいます。

しかし、サブスクリプションのサービスであれば、サービスの導入コストが低いので、被害も少なくて済みます。

後ほど詳しく解説しますが、サブスクリプションサービスの中には、最低利用期間が定められていることも多くます。

同期間内の解約は違約金が発生するサービスもありますので、サービスの加入前によく確認するようにしてください。

 

ユーザーのメリット 3 利用しているモノやサービスのメンテナンスが受けられる

サブスクリプションでないサービスの場合、メンテナンス費用は別途支払う必要があることが多いですが、サブスクの場合の多くは、メンテナンス費用も料金の中に含まれています。

また、「Adobe Creative Cloud」などのソフトウェア系サービス、「アップルアーケード」などのゲーム系サービスでは、常に最新版を利用することができる点も、ユーザーのメリットとなります。

 

ユーザーのデメリット 1 長期間利用した場合は、結果的に買うよりも高くなってしまう

ユーザーのデメリットとして第一に挙げられるのは、長期間利用には向かないサービスが多いということです。

レンタルのサブスクは多くありますが、2~3年程度利用した場合の支払金額の合計が、購入した場合の費用と同等になってしまうケースがほとんどです。

下図は通常のサービスを利用した場合の料金(赤い線)と、サブスクの利用料金(青い線)を比較したイメージ図です。

約2~3年で、青い線が赤い線を追い越しているのがわかります。

しかし、そのデメリットを解消する手段として、レンタルしている商品の買取が可能なサービスを利用するという方法もあります。

あらかじめ長期間の利用を考えている場合は、商品の買取が可能なサービスか、サブスクでない通常のサービスの利用を検討しましょう。

 

ユーザーのデメリット 2 モノを所有できないケースが多い

サブスクは、レンタル的な意味合いのものも多く、モノを所有することができないサービスが多いです。

例えば、「アップルミュージック」などの音楽ストリーミングサービスでは、解約した場合にそれまで聴くことができていた音楽が聴けなくなってしまいます。

一方で、モノを所有しないことをメリットとして捉えているサービスもあります。

家具のサブスクでは、商品ごとに設定された月額料金を払って家具をレンタルします。

引っ越す場合や家具に飽きてしまった場合は、レンタルする家具を自由に変えることができます(最低利用期間が定められているサービスもあるので、注意してください)。

通常通りに家具を購入した場合は、飽きてもすぐに変えることはできませんよね。

 

企業のメリット 1 毎年安定した収入を得ることができる

企業側のメリットとして第一に挙げられるのは、毎年ある程度計算できる収入が見込めるということです。

例えば、サブスクリプションサービスを運営する企業が年間の売上計画を立てることを想定してみます。

年間利用料が1万円のサービスに対して加入者が1万人いた場合、来年度も売上1億円(1万円×1万人)を見込んだ上で予算の計画を立てることができます。

あとはサービスの新規加入者と解約者の売上を差し引きすれば、来年度の予算計画の完成です。

しかし、この企業側のメリットに着目しただけ(ユーザー目線ではない)の安易なサブスクが多く生まれているのも事実です。

ユーザーとしてサービスを選ぶ際には、コストメリットがあるかを十分に吟味する必要があります。

サブスクの選び方については、後ほど細かく解説していきます。

 

企業のメリット 2 ユーザーと継続的な関係を構築することができる

一番わかりやすい企業側のメリットとして、収入が計算できることを書きましたが、実は一番大事なのは、「ユーザーと継続的な関係を構築することができる」ということです。

実感しやすいものとしては、動画視聴サービスのオススメ機能があります。

自分が今までに観た動画から予測して、「このユーザーはこんな動画も観るんじゃないか」とおすすめしてきてくれますよね。

この機能によって、ユーザーは自分が観たい動画がすぐに見つかるようになるはずです。

こういった経験を通じて顧客満足度(CS)が上がり、このユーザーはサービスを継続してくれる可能性がかなり上がるでしょう。

それだけでなく、自身の体験を通じて、まだ会員でない友達にサービスをおすすめしてくれるかもしれません。

それぞれの顧客に対して、カスタマイズした商品を提供していくことを、マーケティングの世界では「1to1(ワントゥワン)マーケティング」といいます。

サブスクリプションサービスは、ウェブサイトやアプリケーションを媒体にサービスを利用することが多く、ユーザーを判別することができるので、1to1マーケティングを実現しやすい事業モデルなのです。

コスパ博士

「1to1マーケティング」という言葉は、覚えておこう。

 

企業のデメリット 1 一時的に収入が低下し、コストが増大する

企業側のデメリットとして、サブスクを導入した直後は収入が一時的に低下し、コストが増大してしまうという点が挙げられます。

サブスクを導入すると、今まで一度に受け取っていた収益を長期的に繰り延べることになるため、一時的に収入が減少します。

また、サブスクを導入するための費用、運営するための費用が増えます。

日本の大企業にサブスクリプションが浸透しきっていないのは、この一時的な業績の悪化によって株価が大きく変動してしまうことを恐れていることが原因の一つとして挙げられるでしょう。

 

企業のデメリット 2 導入の際に大規模な社内調整が必要

もう一つのデメリットとしては、導入の際にどうしても大規模な社内調整が発生してしまうということです。

サブスクを導入するのは、業歴の長い大きな会社ほど大変でしょう。

収入を得る方法が、今までとはガラっと変わるからです。

値段設定をはじめとしたサービスの設計、役員会での決定を得るための社内の根回し、社内規約の変更など、様々な対応が必要になってきます。

 

サブスク市場が急速に成長している背景は?

サブスクの市場は2021年現在、約8000億円とも言われており、今後も年間9%程度で成長していくことが予想されています。

ここでは、サブスクリプションが急速に成長している背景として代表的なものを説明していきます。

 

シェアリングエコノミー

近年、シェアリングエコノミーという、インターネットを通じてモノやサービスをみんなで共有していくという経済の形が広がってきています。

その根底には、人が求めているのは「所有」ではなく「利用」である、という考えがあります。

シェアリングエコノミーとサブスクリプションは切っても切れない関係にあります。

例えば、街中の駐車場で最近良く見かけるようになったカーシェアリングを利用するためには、まず会員登録をする必要がありますよね。

会員であるための費用は、月額料金の形式で支払うことになっているはずです。

このように、シェアリングエコノミーとサブスクリプションは密接な関係にあるため、シェアリングエコノミーの市場が広がっていくことで、サブスクリプションの市場も必然的に広がっていくことになります。

 

IoT(アイオーティー)

「IoT」とは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略で、身の回りの家電製品などがインターネットで繋がっている状態を指す言葉です。

インターネットに接続された家電製品の多くはスマホアプリやウェブアプリと連携しているので、家電製品の販売会社にとっては、ユーザーにサブスクリプションを提供する機会があります。

 

代表的なサブスクを紹介!

サブスクリプションに関して一通り説明したところで、ここでは代表的なサブスクリプションサービスを簡単に紹介していきます。

 

女性ファッションレンタルの「メチャカリ」

メチャカリは、女性ファッションのサブスクです。「日向坂46」や「欅坂46」が出ていたCMを覚えている方も多いのではないでしょうか?

「ファッションもサブスクへ」というキャッチコピーで、「サブスク」という言葉の普及にも一役買ってくれました。

サービス内容は、毎月5,800円(ベーシックプランの場合)で新品の洋服を借りることができるというものです。

60日間レンタルし続けた洋服は、無料で自分のものになるという点も、人気の理由の一つです。

運営会社は「アースミュージック&エコロジー」などのブランドを保有している「㈱ストライプインターナショナル」です。

IT業界ではない大手メーカー企業がサブスクリプションのサービスを始めたという点も、注目したいポイントです。

 

 

トヨタが運営する車のサブスク「KINTO」

KINTOはトヨタが運営する(正確には子会社が運営)サブスクで、トヨタ車を月額定額でレンタルすることができます。

プランは2種類あり、「KINTO SELECT」ではレクサスに、「KINTO ONE」ではレクサス以外のトヨタ車に乗ることができます。

月額料金には、車体料金はもちろん、保険料や税金、メンテナンス料金が含まれているので、お手軽に車を利用できます。

頭金などの初期費用も不要なので、車を買うためにローンを組む必要がなくなるのも、メリットの一つですね。

例えば、プリウスには毎月5万円程度の料金で乗ることができます。

いずれの車種も、現状の値段設定では、KINTOを利用せずに新車を買ってある程度乗った後に売った方が安いので、今後の価格改定に期待したいです。

 

もはやサブスクの代名詞となった「アップルミュージック」

こちらはもはや説明不要かもしれませんね。

アップルが提供する、毎月980円で音楽を聴き放題というサービスです。ダウンロードした音楽は電波がないところでも再生できるので便利です。

「90年代ミュージック」や「daily TOP100」など、プレイリストもたくさんあるので、BGM的に音楽を流すことも簡単にできます。

最近「嵐」の楽曲が音楽ストリーミングサービス解禁となったことも大きな話題となりましたが、もしかしたら今後他のジャニーズの楽曲がサブスク解禁となる日も近いかもしれませんね。

 

ついにゲームまでサブスクに「アップルアーケード」

アップルアーケードは、アップルが提供するゲームのサブスクです。

100以上のタイトルのゲームを、毎月600円で好きなだけ楽しむことができます。

カプコンやスクエア・エニックスなどの大手ゲーム会社も、コンテンツを提供しています。1つ1つのゲームのクオリティは、無料のスマホゲームよりも数段高いです。また、ゲーム中に広告が流れることもありません。

近い未来、ゲームは全てサブスクリプションになるのでは?そんなことを感じさせるサービスです。

 

実は動画配信だけじゃない「アマゾンプライム」

アマゾンプライムは複合的なサブスクです。

月額500円で「ドキュメンタル」、「バチェラージャパン」などの動画コンテンツだけでなく、音楽や書籍も楽しむことができます。

また、通常は有料の「お急ぎ便」が何回利用しても無料になります。

さらに、CMをご覧になった方も多いかと思いますが、年に1回2日間の「アマゾンプライムデー」でお得にお買い物をすることができます。

 

家から一歩も出ずにお部屋スッキリ「サマリーポケット」

サマリーポケットは宅配型トランクルームという種類のサービスです。

宅配型トランクルームとは、段ボールにオフシーズンの衣類などの荷物を詰めるだけで、簡単に荷物を預かってもらえるサービスです。

サマリーポケットは、数ある宅配型トランクルームのサービスの中でもコスパが良く、クリーニングなどのオプション機能が豊富であることが特徴です。

月額料金は250円~と低価格で利用できます。

 

日本初の自販機サブスク「エブリーパス」

エブリーパスは、JR東日本の自社ブランドである「acure」の自動販売機で、毎日1本飲み物を受け取ることができるサービスです。

このカッコいい自販機、駅で見たことがある方も多いと思います。

プランは2つあり、月額980円でacureブランド商品のみ飲むことができるプランと、月額2,480円で全ての商品を飲むことができるプランがあります。

記事作成時点では、抽選で選ばれた500人に対してテストとしてサービスを実施している状況ですが、近いうちに正式にサービスを展開するでしょう。

 

どう考えても安すぎ!「楽天マガジン」

楽天マガジンは雑誌読み放題のサブスクです。

月額380円で、「anan」、「non-no」、「FLASH」、「日経エンタテインメント!」、「週刊ダイヤモンド」などの雑誌が読み放題となります。

通常なら、週刊ダイヤモンドを1冊買うだけでも楽天マガジンの月額料金380円以上になってしまうので、圧倒的なコスパを誇るサービスです。

ほとんどの雑誌で、見ることができない部分があるにしても、250誌読み放題で380円は安すぎます。

楽天と出版社との間でどんなお金の流れになっているのか、非常に興味があるので、今度調べて記事にしてみようと思います。

 

工場直送のビールを自宅で「キリンホームタップ」

キリンホームタップはキリンが提供するサービスで、専用ビールサーバーをレンタルし、自宅でもお店で飲むようなビールを楽しむことができるというサブスクです。

月額料金は税抜7,500円~と若干お高めに感じますが、工場直送のビールはユーザーからの評判も高く、現在はプレ会員登録した方の中から抽選で利用できる形になっています。

 

自分専用の美容液でスキンケア「オプチューン」(サービス廃止)

オプチューンは資生堂が提供するサブスクです。

毎月税抜1万円で専用マシンをレンタルし、マシンから抽出される自分用にカスタマイズされた美容液でスキンケアすることができるサービスです。

自分の肌の状態はもちろん、気温・湿度や紫外線などの外部環境も勘案しながら、その日に合った美容液が抽出されます。

大手ならではの正に「1to1マーケティング」といった感じのサービスですね。

 

サブスクを選ぶ際に注意したいポイントは?

サブスクを選ぶ際、単に大企業が運営しているサービスを選べばいいかというと、そういうわけではありません。

例えば、紳士服大手のAOKIは、2018年11月に「suitsbox」というサービスを開始しましたが、わずか半年でサービスを終了してしまったという事例もあります。

ここでは、サブスクのサービスを選ぶ際に注意したいポイントを説明します。

 

コストメリットがあるか?

一番注意したい点としては、ユーザーにコストメリットがあるかという点です。

特に「定額で使い放題系」のサービス(音楽ストリーミングや雑誌読み放題など)はコスパが良いことが多いので、特にオススメです。

レンタル系のサービスでは、累計の利用料金が、買ったときよりもすぐに高くなってしまう場合もあるので、購入する場合の金額とよく比較するようにしましょう。

 

解約が簡単か?

サブスクのサービスは、短期間利用することが前提の方も多いかと思うので、解約が容易であるかという点も重要です。

どこから解約すればいいかわかりにくいのは、残念ながらもはや当たり前に近くなっています。

解約フォームからの申し込みに加えて、サービスセンターに直接電話をしなければならないサービスもあるので(しかも、この場合電話が繋がりにくいことが多いです)、できれば利用前に調べるようにしましょう。

 

最低利用期間などが設けられていないか?

サブスクの中には、2ヵ月~1年程度の最低利用期間が定められているサービスが多くあります。

最低利用期間が定められているサービスでは、期間内に解約した際、最低利用期間まで利用した場合と同等の料金を違約金として支払うことが多いです。

「短期間で利用しようと思っていたのに、違約金がかかるのが嫌だから、結局長期間の利用になってしまった」なんてことにはならないようにしましょう。

 

運営する会社は信頼できるか?

先ほど紹介したサービスは大手企業が運営しているものが中心ですが、サブスクの中には、というよりも多くはベンチャー企業によって運営されています。

過去には、ある家具レンタルのサブスクのサーバーがダウンし、1週間程度の期間、家具の発注や企業への連絡ができなくなってしまうというトラブルが発生しました。

大手企業であればこういったトラブルが発生しないとは言い切れませんが、少なくともその可能性はベンチャー企業よりも低いと言えるでしょう。

最悪のケースは、運営している企業そのものが倒産してしまうこともあり得ます。

よって、信頼できる企業のサービスを利用することはとても重要です。

知らない企業が運営するサービスを利用する場合にも、運営企業のサイトを確認する、サービスの評判を調べるなどして、信頼するに足る企業のサービスなのかを判断するようにしましょう。

 

今後はこんなサービスが出てくる!?

ここでは、国内のほとんどのサブスクリプションサービスを把握している私が、今後こんなサービスが増えるだろうというものをいくつか紹介します。

あくまで個人の予想です。

 

自動車大手のほとんどがサブスクのサービスを出す

現在サブスクリプションのサービスを展開している国内の大手企業はトヨタ(サービス名:KINTO)のみですが、今後は自動車大手各社がこぞってサービスインしてくると予想しています。

自動車は、ユーザーが「所有」ではなく「利用」を求めている(場合が多い)ものの代表格と言えるためです。

企業としてもユーザーの囲い込みは重要な命題であるため、自動車大手各社はいかにユーザーにとってコストメリットが大きいサブスクのサービスを生み出せるかが、今後の生き残りのカギとなってくるでしょう。

追記
本記事を作成後、実際にホンダや日産などでもサブスクのサービスが開始されました。

 

日用品は全てサブスク化?

カミソリの替刃、歯ブラシなどのサブスクリプションサービスは、実はもう国内にありますが、その他ほとんどの日用品はサブスクリプション化すると予想しています。

日用品は、その性質上ユーザーにとってはこだわりがない場合が多く、企業としても自社ブランドを利用しているユーザーの流出は何としても防ぎたいためです。

ティッシュペーパー、トイレットペーパー、おむつ(保育園向けのサービスは既にあります)、洗剤など、あらゆる日用品のサブスクリプションサービスは間違いなく出てくると思っています。

追記
本記事作成後、トイレットペーパーやおむつの日用品に関するサブスクが出てきました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

サブスクの中には、本当にコスパが良いモノも多くあり、選ぶものを間違えなければかなりお得に生活することができます。

我々のサイトでは、サブスクリプションサブスクの各サービスについての特徴や評判を紹介するページもありますので、お時間がある方はそちらも是非確認して頂ければと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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