【サービス終了】every pass(エブリーパス)

自動販売機のサブスクリプション「every pass」の特徴、メリット・デメリットなどを紹介します。

記事更新日: 2023/10/16

執筆: 大和貴人

コスパグ

みなさんこんにちは!コスパ部です!

最近、トヨタの「KINTO」や資生堂の「Optune」(資生堂)など、大手企業からも続々とサブスクリプションサービスが誕生していますね。

今回の記事では、JR東日本グループ企業が運営するevery pass(エブリーパス)について、サービスの特徴や料金体系、利用方法などを細かく解説していきます。

テレビなどのメディアにも多数取り上げられ、話題のサブスクリプションサービスについて、特徴、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきたいと思います!

この記事の筆者

大和 貴人(やまと たかと)

サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。
2013年、慶應義塾大学卒業後、新卒で三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に㈱ユニベルを設立。
2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立上げ。
サブスク専門家として、日本テレビ「スッキリ!」、フジテレビ「めざまし8」などのメディアに多数出演。
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サブスク専門家の大和貴人の顔写真およびメディア出演歴

注意事項
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良い点

毎日JRの駅を利用する方にとってはコスパのいいサービスです。

悪い点

JRの駅に設置されている自動販売機でのみドリンクを受け取れるので、毎日JRの駅を使わない方には不向きのサービスです。

良い点

元気が欲しいサラリーマン必見!レッドブルも毎日飲むことができます。

悪い点

朝の忙しい時間に、毎日駅の自動販売機に寄るのは若干面倒かもしれません、、、

every passとは?

every passは、JR東日本の駅構内に設置されている「イノベーション自販機」で、ドリンクを1日1本受け取ることができるサービスです。

料金は月額2,480円です(初月は980円のお試しプランあり)。

また、自分で飲まない日にはドリンクを他の人(会員ではない人でも大丈夫です)にプレゼントすることもできます。

プレゼントされた人は、イノベーション自販機にQRコードをかざすだけでドリンクを受け取ることができます。

コスパグ

JR東日本の駅を毎日利用する人にとっては、便利なサービスだね!

 

現在はサービス終了

every passは現在サービス終了しています。

every passの終了と共に、イノベーション自販機の終了も発表されました。

終了の理由は明かされていませんが、ユーザー数を想定よりも確保できなかったためだと思われます。

当サイト「コスパ部」では他にもおすすめのサブスクを多数紹介していますので、是非他の記事もチェックしてください。

 

every passで飲めるドリンクは?

every passで飲むことができるドリンクの内、人気順に20位まで紹介します。

下線のドリンクは、月額980円のお試しプラン(アキュアメイドプラン)でも飲めるドリンクです。

every passで飲めるドリンク
  1. From AQUA(530ml)・110円
  2. From AQUA(280ml)・100円
  3. オロナミンC(120ml)・120円
  4. 十六茶(600ml)・150円
  5. ジョージアジャパンクラフトマンカフェラテ(500ml)・160円
  6. 三ツ矢100%アップル(430ml)・150円
  7. レッドブル エナジードリンク(185ml)・210円
  8. 紅茶花伝クラフティーピーチ(410ml)・160円
  9. 濃いめのカルピス(490ml)・160円
  10. ポカリスウェットイオンウォーター(250ml)・120円
  11. 加賀棒ほうじ茶(525ml)・150円
  12. クラフトボスティーノンシュガー(500ml)・160円
  13. ジョージアジャパンクラフトマンブラック(500ml)・150円
  14. 伊右衛門特茶(500ml)190円
  15. タリーズスムースラテ無糖(275ml)・140円
  16. ウィルキンソンタンサン(500ml)・110円
  17. 午後の紅茶 芳醇アップルティー(280ml)・130円
  18. 伊右衛門特茶ジャスミン(500ml)・190円
  19. アールグレイルイボスティー(275ml)・140円
  20. お~いお茶ほうじ茶(275ml)・130円

※自動販売機によって若干ラインナップが異なります。

 

every passのメリット

レッドブルを毎日飲めばコスパ◎!

every passのドリンクでオススメなのが、対象ドリンクの中で一番単価の高い「レッドブル」です(「アキュアメイドプラン」では飲むことができません)。

レッドブルの値段は210円のため、仮に1ヵ月で30本飲んだ場合、6,300円分となります。

every passの利用料金は2,480円であるため、3,820円分もお得になります。

平日だけ(1ヵ月で20日とします)レッドブルを飲んだ場合にも合計で4,200円分となるため、1,720円お得になります。

コスパグ

レッドブルを飲んでもうひと頑張り!忙しいサラリーマンにオススメのサービスだね!

 

イノベーション自販機はほとんどのJR駅構内に設置されている

「イノベーション自販機?見たことない!」!そんな方もいらっしゃるかと思いますが、実はほとんどのJR東日本の駅構内に設置されています。

この画像は渋谷・新宿・東京駅近辺の地図ですが、ほとんどの駅にイノベーション自販機が設置されていることがわかります(青色のマークのところに自販機ががあります)。

場所も割と丁寧に説明があるので、少しだけ探しやすくなっています。

自販機がどんなところにあるかがわかる写真とかがあればよりいいんですけどね、、、それは今後に期待です。

 

every passのデメリット

水を毎日もらってもあまりコスパは良くない

イノベーション自販機で販売している商品の中で一番人気なのは「From AQUA」というミネラルウォーターです。

しかし、値段が110円のため、平日に毎日(1ヵ月で20日とします)飲んだとしても、2,200円分にしかならず、月額料金の2,480円を上回ることができません。

日中、主にミネラルウォーターを飲むという方にはあまりコスパの良いサービスではないかもしれません。

 

休日に駅を利用しない人にとってはあまりコスパが良くないかも

every passは、平日のみの利用で元を取れる方は少ないかもしれません。

150円のペットボトルを平日の20日間飲んだとしても、3,000円分にしかならず、月額料金の2,480円とそこまで差が出てきません。

休日も含めて毎日利用できれば、150円のペットボトルを飲み続けても4,500円分になるため、かなりお得に利用できます。

休日はあまり駅を利用しないという方には、あまりコスパの良いサービスではないかもしれません。

ヒナタ

私は休日あまり家を出ないから、私にとってはあまりお得じゃないかも。

 

ドリンクを受け取れるのはJR駅構内にある「イノベーション自販機」のみ

every passでドリンクを受け取れるのは、JR駅の構内にある「イノベーション自販機」のみとなります。

JR東日本の駅のほとんどには設置されていますが、駅構内にある全ての自販機が対象ではないので、必ずしも通勤・通学の導線上に「イノベーション自販機」があるとは限りません。

コスパグ

自分が利用する駅のどこにイノベーション自販機があるかを確認してからサービスを利用しよう!

 

every passの口コミ・評判は?

実際にevery passを使ってみた人の意見を見てみましょう!

 

当たった!

人気のサブスクのため、現段階では利用できる人は抽選で決まります!

 

自販機がどこか分かりにくい...

 

会社帰りに!

一日のご褒美にジュースを買って帰るのもいいかもしれませんね♪

 

かなり良い!

実際に使っている人が良いと言っていると気になりますよね...!

 

every passの利用方法

利用の手順は以下の通りです。

利用方法
  1. 「アキュアパス」アプリをダウンロードする
  2. 「アキュアメイドプラン」か「プレミアムプラン」を選択する
  3. クレジットカードの支払情報を登録する
  4. イノベーション自販機で商品を受け取る

面倒な登録がないのが嬉しいですね♪

 

every passの料金プラン

every passには、月額980円でアキュアブランドのドリンクが1日1本受け取れる「アキュアメイドプラン」

月額2,480円で全メーカーのドリンクが飲み放題となる「プレミアムプラン」があります。

それぞれのプランでどんなドリンク飲めるかは、後ほど紹介していきます。

アキュアメイドプランはお試しプランで、1ヵ月経過後に自動的にプレミアムプランに入会してしまうので、注意してください。

補足
アキュアメイドプランは1ユーザーあたり1回のみの利用となります。
アキュアメイドプランで入会し、1ヵ月以内に解約、再度アキュアメイドプランに入会する(毎月980円で利用し続ける)、
といった形での利用ができません。

 

every passの運営会社

every passは「㈱東日本ウォータービジネス」という企業が運営しています。

同社はJR東日本100%出資子会社の「㈱JR東日本リテールネット」という企業の100%出資子会社で、本社は東京の大崎にあります。

2006年設立の比較的新しい会社で、「acure(アキュア)ブランド」のオリジナル商品の開発や、JR東日本グループ企業が運営する店舗への飲料の卸売などを手掛けています。

コスパグ

JRのグループ会社が運営しているから、安心して利用できるね!

 

他に飲み物のサブスクはある?

every passの他にも、飲み物に関するサブスクは複数あります。

以下の記事でまとめて紹介しているので、興味のある方は読んでみてください。

 

まとめ

いかがでしたか?

「every pass」は日本初の自販機型サブスクリプションで、毎日JRの駅を利用する方にとってはかなり利用しやすいサービスなのではないでしょうか?

現在は500人のユーザーに対してテストしている段階ですが、近日中に対象ユーザーを広げると思うので、その際はこのページでもお知らせさせていただきます。

レッドブルも毎日飲めるので、忙しいサラリーマンの方に人気のサービスになりそうですね!

 

公式HP

(画像出典元:「every pass」公式HP、「acure pass」公式HP)

 

良い点

元気が欲しいサラリーマン必見!レッドブルも毎日飲むことができます。

悪い点

朝の忙しい時間に、毎日駅の自動販売機に寄るのは若干面倒かもしれません、、、

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