保育園でおむつが使い放題のサービス「手ぶら登園」の特徴や評判について解説しています。
記事更新日: 2024/10/18
コスパグ
みなさんこんにちは!コスパ部です☀︎
今回は子育てに奮闘するお母さん、お父さんのためのサブスク「手ぶら登園」を紹介します!
保護者の方にとっても、保育園にとっても嬉しいサービスなんです♪
月額3,278円でおむつが使い放題!?と話題の「手ぶら登園」のメリット・デメリット、利用方法や今後の発展についてみていきます。
おむつの持参不要!お子さんと手を繋いでの登園が可能に!
保育園自体が加入していないと利用できません。
毎日おむつに名前を書く手間が省けます!
おむつの種類はムーニーとムーニーマンのみで選べません。
このページの目次
コスパ部がおすすめするおむつのサブスクサービスは、「手ぶら登園」「Mirafeel(ミラフィール)」「おむつお届け定額サービス」の3社です。
同じようなおむつのサブスクがあると、どのサービスを選べばよいか迷ってしまいますよね!
そこで、コスパ部オリジナルのおむつサブスク選びのフローチャートを紹介します!
サービス選びの参考にしてください♪
また、おむつのサブスクサービスの他サービスにも興味を持った方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
おむつのサブスクについて詳しく紹介しています!
突然ですが、子育て中のお母さん、お父さん、そして保母さん、こんなお悩みはありませんか?
こんなお悩みを解決するため、子供たちがお父さんお母さんと手をつないで登降園をすることを目的に作られたのが手ぶら登園です。
手ぶら登園は大手おむつメーカーのユニ・チャームと保育園サポートのベビージョブが親御さんと現場の保育士さんの負担を軽減するために実現されました。
手ぶら登園は保護者の方にとっても、保育園にとっても嬉しいメリットがたくさんあるんです!
まずは保護者側のメリットから紹介していきます↓↓
手ぶら登園最大の特徴でもある、おむつの持参不要!
忙しい朝におむつを忘れて、あたふたなんてこともなくなります。
さらに雨の日や、自転車の日、少しでも手荷物は減らしておきたいものですよね。
お子さんと手を繋いで登園できるのは安全面にも◎ 安心面にも◎ です!
ヒナタ
幼いときは危なっかしくて手を離せないから荷物が減るのはとても助かるね!
手ぶら登園ではおむつだけでなく、おしりふきも用意されるので、さらに荷物が減ります♪
また、オプションサービスで食事用の使い捨て紙エプロンと、手口ふき、コットカバーのサービスもあります!
保育園におむつを持参する際は一つ一つに名前を書かなければいけません。
保育園でおむつが混ざってしまわないため、わかっていてもやっぱりめんどくさいですよね、、
最近は名前スタンプも登場し、負担は多少軽減されていますが、スタンプを押すのも毎日毎日となると面倒です。
しかし、手ぶら登園を利用すればそんなめんどくさい悩みも解決できちゃいます!
手ぶら登園ではおむつが使い放題なため、個別に分ける必要もなく、名前を書く必要もありません!
朝の忙しい時間に名前を書くのを忘れて慌てることもなくなりますね♪
子供は一日何枚おむつを使うのか予想できません。
保育園に預けているおむつが足りなくなると、保育園から補充依頼の電話が来ることも...
また、保育園で貸し出しているおむつは割高な場合が多いです。
その点、手ぶら登園では保育園にまとめておむつが保管されているうえに使い放題です!
また、おむつが少なくなると保育園がメーカーに発注するので、おむつの在庫がなくなって困ることはありません!
ヒナタ
仕事中に電話をもらっても届けに行けないから助かる!
毎日使うおむつは買いに行くのも一苦労、せっかくなら買いだめしておきたいものです。
しかしそんなおむつは体積も大きめ、部屋に置いておくのも、収納するのも一苦労です。
手ぶら登園では保育園におむつが保管してあるので、家がおむつのストックであふれることもなくなります!
続いては保育園側のメリットについてです!
一つの保育園におむつが必要な0歳から3歳までの児童が50人いたとします。
そして、一人当たり平均で5枚のおむつを持参するとすると、毎日250枚のおむつが園に持ち寄られることになり、その在庫管理はとても大変です。
1人1人名前が書いてあるとはいえ、使えるおむつが決まっているのは大きな負担です。
そこで、半数の児童が手ぶら登園に加入すると、25人分、125枚のおむつは保育園に配送されるおむつから自由に使えるため、保育士さんの負担を大きく軽減することが出来ます。
ほとんどの保育園では、おむつが無くなると親御さんへおむつ補充依頼の電話をし、連絡がつかない場合には保育園のおむつを貸し出すシステムになっています。
ただでさえ人数が足りていない保育業界、おむつの補充依頼の電話をする時間の余裕も中々ありません。
手ぶら登園では、在庫が少なくなった段階での発注がいつでも可能なので、補充依頼の電話をかける手間を省くことが出来ます。
手ぶら登園は2024/10/18現在、全国の約5,040の保育園で導入されています。
特に関東エリアや関西エリアでの導入が拡大していますが、全国的にこれからも広がっていきそうです!
昨年と比べても1,000ヶ所ほど増え、導入エリアが拡大中です!
公式サイトでは各エリアごとに「手ぶら登園」を利用できる保育園が一覧で紹介されています。
お子さんが通われている保育園や、通う予定の保育園で導入されているのかが気になる方はこちらからチェックしてみてください↓↓
一方で、手ぶら登園には以下のようなデメリットもあります。
手ぶら登園の利用はまず保育園側の登録が必要となるため、現在では約5,040の保育園での利用が可能です。(2024/10/18時点)
2019年10月にサービスを開始し、現時点で5,040を超える保育園に導入されました。
このペースでの導入が進めば、近いうちに全国の保育園で利用が可能になるかもしれませんね。
また、手ぶら登園は保育園の認可、認可外関係なく導入が進んでいます。
今のところメリットの多い手ぶら登園ですが、コスパは良いのでしょうか?
手ぶら登園では一律3,278円/1カ月での利用が可能です。(2024/10/18時点)
まず、こちらのグラフをご覧ください。
(出典元:「PR Times」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000012846.html)
このグラフでは年齢別におむつの平均交換回数を表しています。
このグラフをもとに年代別に手ぶら登園のコスパを検証していきます。
年代別に利用するおむつの種類についてはムーニーの公式ホームページに載っている以下の図を参考にしました。
テープタイプ
パンツタイプ
生後2か月が経過しないと園に入ることが難しい場合が多いので、その中でも1番おむつの交換が必要なこの年代から見ていきます。
グラフより、一日の平均おむつ交換回数は約7回です。
今回はアマゾンで売られている値段で比較していきます。
価格:Amazonで1,845円
内容量:102枚
おむつ一枚あたりは1,845÷102=18円
1日に7枚使うとして1カ月の登園日数を22日(週5登園)とすると、
1カ月では18円×7回交換×22日登園=2,785円という結果になりました。
グラフより、一日の平均おむつ交換回数は約5回です。
価格:Amazonで1,708円
内容量:70枚
おむつ一枚あたりは1,708÷70=約25円
1日に5枚使うとして1カ月の登園日数を22日(週5登園)とすると、
1カ月では25円×5回交換×22日登園=2,684円という結果になりました。
グラフより、一日の平均おむつ交換回数は約5回です。
価格:Amazonで1,558円
内容量:54枚
おむつ一枚あたりは1,558÷54=約29円
1日に4枚使うとして1カ月の登園日数を22日(週5登園)とすると、
1カ月では29円×4回交換×22日登園=3,190円という結果になりました。
グラフより、一日の平均おむつ交換回数は約4回です。
価格:Amazonで1,558円
内容量:54枚
おむつ一枚あたりは1,558÷54=約29円
1日に4枚使うとして1カ月の登園日数を22日(週5登園)とすると、
1カ月では29円×4回交換×22日登園=2,552円という結果になりました。
グラフより、一日の平均おむつ交換回数は約3回です。
価格:Amazonで1,547円
内容量:46枚
おむつ一枚あたりは1,547÷46=約33円
1日に3枚使うとして1カ月の登園日数を22日(週5登園)とすると、
1カ月では33円×3回交換×22日登園=2,219円という結果になりました。
また、ユニ・チャームよりも安いおむつを使用した場合を考えると、さらにコストを安く抑えることも可能です。
例えば、このメリーズのおむつは、1枚当たり16円と、同じ大きさのムーニーテープSサイズのものと比べると2円お得になります。
たったの2円ではありますが、1日に7枚以上使うと考えると、その差額は1カ月で420円、半年で2,520円以上もの差額になります。
少しでも安く済ませたい場合は自身でおむつを用意した方が経済的です。
しかし、朝の準備にかかる手間や、移動中の負担の軽減を考慮すると十分お値段以上なのではないでしょうか。
また、手ぶら登園では1カ月での利用料金が決まっているため、保育園をお休みしなければいけなくなった際の払い戻しなどはありません。
風邪や熱で休むことが多かった月などはどうしてもコスパは悪くなってしまいます。
2歳児や3歳児の場合、パンツトレーニングを始める家庭も多いと思います。
手ぶら登園の解約はとても簡単にできるので、おむつの卒業が近づいてきた段階での早期解約をすることで無駄な出費を防ぐことが出来ます。
手ぶら登園はユニ・チャームがオムツを提供しているため、使用できるおむつは以下の4種類のみです。
ムーニーといえば3D設計によって生まれるゆるうんちポケットやその着けやすさが売りです。
しかし、肌質によってはメリーズやパンパース、グーンなど他社のおむつのほうが合っている場合もあると思います。
まずはムーニーを試しに家で履いてみてからにした方がいいですね。
2022年2月から、手ぶら登園が日本初の使い捨てコットカバーのサブスクサービスを開始しました!
料金は月額990円で、月5枚までコットカバーが利用可能になります。
コットカバーとは、お昼寝コット専用のカバーです!
お昼寝をするときに使用するカバーを、保護者が毎週洗濯・持参する必要がなくなるので、保護者の負担が軽減します。
下痢や嘔吐で汚れたら新しいものに取り替える使い捨て仕様のため、衛生的です。
感染症予防の観点でも安心できるサービスです!
ここでは、手ぶら登園の評判をいくつか紹介していきます!
保育園が手ぶら登園サービス対応してるから使ってるけどかなり楽。
— hk (@hknotsubuyaki)June 16, 2021
お金の面だけで言えば自分で用意した方が安いのは間違いない。
ただそれ以上にオムツとお尻ふきの管理が無くなり共働きには最高。
あと保育士さんの手間も減らせるので、保育士さんの負担軽減のためとも思って入ってる。
保育園が4月からオムツサブスクになった!月3,000円と高いけど、先生が楽になるらしいしまぁいいかーと登録したけど、親も楽過ぎる!名前書き、枚数管理不要だし、毎日手ぶら登園出来るのサイコーすぎる
— nachi (@nachi_baby)April 11, 2021
手ぶら登園がついに始まるけど、いや、手間かかるならおむつぐらいもってくわって思ってたけど保育園の先生の管理が楽になるんですーの先生の一言で速攻申し込んだ
— あみ@はなまる (@gwfpgDrlvk9OoYM)January 22, 2021
先生が楽になるならいいお!
評判を見てみると、値段は決して安いとは言えないものの、名前書きや枚数管理の手間がなくなることがかなり楽と感じている方が多くいました!
さらに、親御さんの手間が軽減されるだけでなく、保育園の先生方の手間も軽減されるということで、とても良いサービスと感じている方が多いですね♪
まずは保育園の登録が必要となります。
その後、保護者からの登録はいたってシンプルです。
名前や住所、保育園の場所、支払い方法などを登録するのみで、配送を行ってくれます。
配送されたおむつは園にストックされるので、取りに行く必要もありません。
日本サブスクリプションビジネス大賞2020で、この記事で紹介している「手ぶら登園」がグランプリを受賞しました!
おむつを準備する手間や管理が必要なくなる、保護者側にとっても保育園側にとっても嬉しいサービスという点が素敵なサービスですよね♪
今回紹介した手ぶら登園はいかがでしたか?
月額料金はおむつの値段のみを考えると若干高い様にも感じますが、おむつを持っていく手間など、実際にかかる負担を含めて考えると十分コスパの良いサービスと言えます。
通っている保育園がサービスに加入していなくても、お母さんお父さん、保育士さんの双方にメリットがあるサービスなので、保育士さんと相談してみてはいかがでしょうか?
毎日おむつに名前を書く手間が省けます!
おむつの種類はムーニーとムーニーマンのみで選べません。
モノやサービスで溢れているこの時代。
高いものが本当に良いものなんでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。
安くても良いものもあるはず。
でも、それを探すとなると結構大変。
そんなみなさんを救うべく、我々コスパ部が徹底的に検証して、みなさんの選択をお助けします。
サブスク大賞取っていた「手ぶら登園」というサービス、良すぎるな…!!!毎回、持っていくの忘れて、保育園の先生に怒られるんだよな この悩みはまさに!!!