宅トラ

大型荷物を預けることができる宅配型トランクルームの「宅トラ」について、特徴や評判などを紹介します。

記事更新日: 2024/09/10

執筆: 大和貴人

コスパグ

こんにちは、コスパ部です♪

荷物を専用ボックスに入れるだけで、ボックスごと預かってもらえる宅配型トランクルームというサービスが人気です。

今回紹介する「宅トラ」は、段ボールに入らない荷物を何でも預けることができます。

コスパグ

テレビや冷蔵庫も自宅から出ずに預けられるよ!

この記事では、宅トラの特徴や料金体系、他の宅配型トランクルームサービスとの比較になどついて解説していきます。

この記事の筆者

大和 貴人(やまと たかと)

サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。
2013年、慶應義塾大学卒業後、新卒で三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に㈱ユニベルを設立。
2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立上げ。
サブスク専門家として、日本テレビ「スッキリ!」TBS「ひるおび!」「THE TIME,」フジテレビ「めざまし8」などのメディアに多数出演。
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良い点

大型の荷物も自宅から出ずに預けることができます。

悪い点

段ボールタイプの料金は他社サービス比高くなっています。

良い点

カーゴタイプの月額料金は他社よりも安くなっています。

悪い点

クリーニングなどのオプション機能がありません。

宅トラとは?

宅トラとは、利用者がWEBで指示するだけでトランクルームから荷物を配送するサービスです!

ダンボールだけでなく、大型家財なども保管可能なので、大型荷物を預けたい方にピッタリのサービスとなっています○

出し入れはWEBで可能で、定温・定湿で安心の郊外倉庫で保管しているため、料金を安く抑えています!

配送はクロネコヤマトなので、安心して利用できます♪

 

他の宅配型トランクルームとの違いは?

下図は宅配型トランクルーム17社を比較したコスパ部オリジナルの図です。

宅トラは、段ボールに入るような小型の荷物を預けるのには適していませんが、段ボールに入りきらない大型の荷物を預けるのにはオススメのサービスです。

次に、特にオススメのサービス5社の基本情報をまとめたものを紹介します。

サービス選びの参考にしてください!

コスパグ

宅配型トランクルーム17社を比較した記事もあるから、良かったらチェックしてみてね!

 

 

宅トラのメリット

宅トラのメリットを紹介していきます♪

宅トラのメリット
  • 大型の荷物も自宅から預けることができる
  • カーゴタイプなら他社のトランクルームよりもかなり安い
  •  預けた荷物は後から写真で確認することができる

以下で更に詳しく説明していきます!

 

1. 大型の荷物も自宅から預けることができる

宅トラのメリットは何と言ってもこれにつきます。

他の実際に行くタイプのトランクルームでは、自転車やテレビなどの大きい荷物も預けることができますが、実際に行く手間がかかってしまいます。

他の宅配型トランクルームのサービスでは、スノーボードやゴルフバッグを除いて、段ボールに入りきらない荷物は預けることができない場合が多いですが、

宅トラでは段ボールに入りきらない大型の荷物も預けることができます。

コスパグ

大型荷物を預けるなら宅トラがおすすめだよ!

 

2. カーゴタイプなら他社のトランクルームよりもかなり安い

カーゴタイプの料金は、都心部であれば、実際に行って荷物を預けるタイプのトランクルームよりも安い値段設定となっています。

他社のトランクルームが住宅地や商業地にある一方、宅トラの倉庫は茨城県古河市にあるため、地代を抑えることができ、結果的に月額利用料金を抑えることができています。

大型の荷物をトランクルームに預けようと思っていて、実際にトランクルームに行く必要がない方は、宅トラがおすすめです。

コスパグ

実際にトランクルームに行く必要がない人は宅トラを利用しよう!

 

3. 預けた荷物は後から写真で確認することができる

他の宅配型トランクルームサービスと同様に、預けた荷物は専門スタッフにより1点1点写真撮影され、後から画像で確認することができます。

 

↓専門スタッフによる撮影の風景(想像)です笑

預けた荷物はWEBで確認できるのも安心して利用できるポイントですね♪

 

宅トラのデメリット

宅トラのデメリットも解説していきます。

宅トラのデメリット
  • 段ボールタイプの料金が他社サービスよりも高い
  • クリーニングなどのオプション機能がない
  • 半年以内の解約は手数料が発生する

以下で詳しく説明します。

 

1. 段ボールタイプの料金が他社サービスよりも高い

宅トラの段ボールタイプの料金は月額約400円~と他社の宅配型トランクルームと比べて料金が高くなっています。

他社では月額200円ほどで利用できるサービスもあるので、段ボールに入るような荷物を預けたい方は他社サービスの利用を検討しましょう。

ヒナタ

荷物の大きさによってサービスを使い分けてもいいかも!

 

2. クリーニングなどのオプション機能がない

宅トラには、「サマリーポケット」などの他社サービスではオプションとして利用することができるクリーニングなどの機能がありません。

衣類などを預けるついでにクリーニングしてもらいたい方は、「サマリーポケット」「minikura」などのサービスを利用しましょう。

コスパグ

衣類を預けるときに、クリーニングができないからちょっと不便かも。。。

 

3. 半年以内の解約は手数料が発生する

宅トラの最低利用期間は6ヵ月に設定されていて、6ヵ月以内に解約した場合には6ヵ月分の保管料が発生してしまいます。

短期間の利用を考えている方は他社サービスを利用しましょう。

 

宅トラの評判

 

他社のサービスでは、テレビなどの大きい荷物を預けることができないので、宅トラを利用しています。

段ボールに入るような荷物は、他社の方が料金が安いので、使い分けて利用しています。

 

他社の実際に行くタイプのトランクルームを利用していましたが、よくよく考えると実際に行く必要もなかったので、自宅から荷物を預けられる宅トラを利用するようにしました。

料金も他のトランクルームよりも安くて満足しています!

 

宅トラを介すると引っ越し業者より安くなる可能性に気づいた!

 

 

高さ2mは入らない…

ヤマトの宅トラを契約してみました。が、高さ2mは入りませんし、そこまでして維持するものでも…となるとやはりポイなのかなと。。。

— rs*К.Мася お花の調子がアレでしてよ(@rs_pferd)February 21, 2018

 

自宅に居ながら大きな荷物を預けることが出来るので、利用している方には好評でした○

宅トラの口コミは良いものが多いですが、中には、「すぐに出し入れできないので不便」という意見もありました。

 

各プランの料金について

宅トラには大きく分けてカーゴタイプ(大きい荷物を預けるプラン)と段ボールタイプ(小さい荷物を預けるプラン)の2つのプランがあります。

それぞれの料金プランについて以下で説明させて頂きます。

料金は地域によって異なる場合がありますが、この記事では東京都の料金を紹介しています。

 

カーゴタイプの料金プラン

 

ミニボックス

ミニボックスのサイズは高さ130㎝×横104㎝×奥行104㎝(=1,406,080㎤)です。

大きめのテレビや小さめの冷蔵庫、ゴルフバッグなども十分に入るサイズです。

月額料金は5,478円(税込)なので、都心部にお住まいの方は実際に行くタイプのトランクルームよりもかなりお得に荷物を預けられます。

補足事項
荷物を預ける際、初回引取手数料が発生します。

 

レギュラーボックス

レギュラーボックスのサイズは高さ170㎝×よこ104㎝×奥行104㎝(=1,838,720㎤)です。

ミニボックスに比べて高さが上がったので(130㎝→170㎝)、比較的大き目の冷蔵庫も入ります。

月額料金は6,600円(税込)です。

補足事項
荷物を預ける際、初回引取手数料が発生します。

 

ベッドなどの大型荷物

宅トラでは、レギュラーボックスにも入りきらないようなベッドなどの大型荷物も預けることができます。

大型荷物の料金体系については、以下公式サイトをご確認ください。

 

段ボールタイプの料金プラン

 

段ボール3つ(ちびトラ3)の料金

ちびトラ3は段ボールを3つ預けることができて、月額1,628円(税込)です。

段ボール1つ当たりの月額料金は約500円となります。

また、荷物を預ける際は初回引取手数料4,950円(税込。地域によって異なります)と段ボール1つあたりの料金370円(税込)が発生します。

他社の宅配型トランクルームと比べて料金が高くなっているので、段ボールに入るような荷物を預けたい方は「サマリーポケット」などの他社サービスを利用しましょう。

コスパグ

段ボールで荷物を預けるなら、「サマリーポケット」や「minikura」がおすすめだよ!

 

段ボール5つ(ちびトラ5)の料金

ちびトラ5は段ボールを5つ預けることができて、月額2,178円(税込)です。段ボール1つ当たりの月額料金は約400円となります。

また、初回引取手数料8,250円(税込。地域によって異なります)と段ボールあたりの料370円(税込)が発生します。

こちらも「サマリーポケット」や「minikura」などの他社トランクルームサービスの方が料金が安いので、他社サービスの利用を検討してもいいと思います。

 

宅トラの利用手順

利用手順
  1. カーゴ・段ボールを取り寄せる
  2. 荷物を梱包する
  3. 荷物を集荷してもらう(日時指定が可能)
  4. 荷物を取り出す

 

 

宅トラに預けられないもの

宅トラでは、他のサービスと同様に以下のものを預けることができません。

預けられないもの
・現金、有価証券、通帳、切手、印紙、証書、重要書類、印鑑、クレジットカード類、パスポート
・貴金属、美術品、骨董品、宝石、工芸品、毛皮、着物等の高額品又は貴重品
・仏壇、遺骨、位牌
・精密機械
・易損品(ガラス製品、人形、人形ケース、陶磁器等の壊れやすい物品)
・灯油、ガソリン、ガスボンベ、マッチ、ライター、塗料等の可燃物
・農薬、劇薬、火薬、毒物、化学薬品、放射性物質等の危険物または劇物
・動物、植物(種子、苗を含む)
・個体または液体の食料品、飲料、アルコール類
・楽器(ギター、ピアノ、ドラム、琴、三味線など)
・バッテリー、もしくはバッテリーが付属されるもの(電気自動車等)
・オーディオ機器(スピーカー・アンプ・ミキサー)
・建築資材などの業務用品
・緊急性が高い物品、または代替品が用意できない物品
・異臭、悪臭を発する、または発するおそれのある物品
・廃棄物
・法令により所持を禁止されている物品
・荷物一梱包が30万円を超える物品、又は1BOXあたり60万円を超える物品

コスパグ

高額なものは預けないでね!

 

宅トラの運営会社

宅トラは「㈱クオリティライフ・コンシェルジュ」という企業が企画・運営しています。

同社は宅トラ事業の他、マンションのコンシェルジュサービスを手掛ける企業で、売上高は35億円程度の中堅企業です。

2002年設立で、宅トラ事業は2014年から開始しています。

また、荷物の管理は「㈱トモエ」という企業に委託しています。

 

まとめ

宅トラは実際に行って荷物を預けるトランクルームと、自宅から荷物を預けることができる宅配型トランクルームの良いとこどりをした様なサービスです。

大型の荷物を自宅から預けることができるという点は、他のサービスにはない利点となっています。

一方で、段ボールタイプのプランは他の宅配型トランクルームの方がコスパが良いので、そちらを利用しましょう。

みなさんも、自分に合ったトランクルームを探してお部屋をスッキリさせてみてはいかがでしょうか?

 

(画像出典元:「宅トラ」公式HP)

良い点

カーゴタイプの月額料金は他社よりも安くなっています。

悪い点

クリーニングなどのオプション機能がありません。

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