愛知県のローソンでコーヒーが1日1杯飲めるサブスク「MACHI café Prime(マチカフェプライム)」の特徴やコスパなどについて解説します。
記事更新日: 2023/05/30
コスパグ
みなさんこんにちは、コスパ部です!
2023年4月4日(火)、大手コンビニチェーンのローソンが店内のカフェ「MACHI café(マチカフェ)」のサブスク「MACHI café Prime(マチカフェプライム)」をの募集を開始しました!
サービスの開始は2023年4月16日㈰からとなります。
この記事では、(自称)日本一のサブスク専門家である大和貴人が、マチカフェプライムの特徴やコスパ、注意点やユーザーの口コミなどについて詳しく解説します。
毎日利用すれば月間1,800円ほどおトク!
現状愛知県のローソンでしか利用できません。
このページの目次
マチカフェプライムとは、大手コンビニチェーンのローソンが2023年4月16日㈰に愛知県内の店舗で実証実験を開始したサブスクです。
マチカフェプライムに加入すると、毎月1,500円(税込)で通常価格110円(税込)のマチカフェコーヒーSを1日1杯飲むことができます。
いつかどこかのコンビニチェーンがやるのでは・・・?
と思っていたコンビニコーヒーのサブスクですが、ローソンが大手コンビニチェーンでは初めてサービスを開始しました。
ちなみに、JR東日本が運営するコンビニチェーン「New Days」では、一部店舗で同じようなコーヒーのサブスクを展開しています。
マチカフェプライムには、以下のような特徴やメリットがあります。
以下でそれぞれについて簡単に解説していきます。
マチカフェプライムでは、月額1,500円で1日1杯110円のコーヒーを飲むことができるので、1カ月30日間毎日利用すれば、
コーヒーの合計金額は3,300円となり、最大1,800円(3,300円-1,500円)お得になります。
ちなみに、1カ月で14杯以上飲むことで元を取ることができるので、「2日に1回くらい利用すれば元が取れる」と考えると、中々良いサービスだと思います。
マチカフェプライムは愛知県内のローソンでマチカフェを展開している620店舗で利用することができます。
ちなみに、愛知県内のローソンは717店舗(2022年2月末)なので、愛知県内のほとんどのローソンで利用することができると言えます。
飲めば飲むほどおトクになるマチカフェプライムですが、以下のような注意点もあります。
私はかなり目ざといので、5つも挙げてしまいました・・・
以下でそれぞれについて簡単に解説していきます。
マチカフェプライムでは、1日1杯マチカフェコーヒーSを飲むことができますが、税込110円を超える商品に関しては差額を支払う必要があります。
例えば、私が大好きなアイスカフェラテMサイズは税込220円なので、差額の110円を支払わないと飲むことができません。
↑アイスカフェラテMサイズ(税込220円)
この差額を「払えばいいじゃん」と思う方と、「お金かかるのか…」と思う方で、マチカフェプライムの評価はかなり分かれそうです。
利用方法については後ほど詳しく解説しますが、マチカフェプライムを利用するには、専用のバーコードをレジで読み込んでもらう必要があります。
朝の忙しい時間などに、コーヒーだけ買いたい場合でもレジに毎回並ぶ必要があるので、この点は是非改善してほしいと思います。
先ほども説明しましたが、マチカフェプライムは実証実験中のサービスであるため、利用できるのは愛知県内のローソンのみとなります。
愛知県内のローソン717店舗(2022年2月末)の中でも、店内にマチカフェを設置している620店舗で利用できるので、その点にも注意が必要です。
マチカフェプライムのプランは毎月1,500円で1杯110円(税込)のマチカフェコーヒーSを飲めるという1つのみです。
毎日利用するのは難しいので、ユーザーの気持ちをより考えれば、平日の利用を想定して毎月1,000円で毎月20杯まで飲めるプランなどがあってもいいと思います。
もしくは、ヘビーユーザーのために毎月2,000円で50杯まで飲めるプランがあってもいいと思います。
ローソンの担当の方、もしこの記事をご覧になったらご検討ください!
マチカフェプライムの利用券販売期間は2023年4月4日㈫から6月25日㈰までですが、利用期間が少し特殊です。
毎月11日~25日までの利用券購入で、翌月1日~月末まで利用することができます。
また、毎月26日~翌月10日までの利用券購入で、翌月16日から翌々月15日まで利用することができます。
どちらの場合にも、加入してすぐには利用することができないので、注意しましょう。
マチカフェプライムは、以下のような流れで利用することができます。
また、利用には事前にローソンアプリとPontaカードまたはdカードとの連携が必要になります。
先ほども述べた通り、マチカフェプライムは愛知県内のローソンでのみ利用できます。
では、なぜ愛知県のみなのでしょうか?
これはあくまで私の推測ですが、愛知県が実証実験やテストマーケティングの際に選択されるケースが多いためだと考えています。
関東でも関西でもない愛知県はユーザーの偏った反応が出ることが少なく、しばしばテストマーケティングに利用されます。
今回のマチカフェプライムの実証実験に関しても、そういった理由で愛知県が選ばれたのだと思います。
ユーザーにとっては、中々おトクでそれなりに利用しやすいマチカフェプライムですが、はたしてローソンにとってはおトクなのでしょうか?
マチカフェコーヒーSの原価率は30~40%程度の可能性が高いと考えられます。
仮に原価率が40%とした場合、マチカフェコーヒーSの原価は44円となります。
マチカフェプライムのユーザーが月間で22日利用した場合(平日は毎日利用するイメージです)、原価の合計金額はは968円(44円×22日)となります。
さらに、人件費や光熱費がかかることなどを考えると、マチカフェプライム単体ではあまり利益が出ないことがわかります。
では、なぜローソンはマチカフェプライムを実施するのでしょうか?
私の考えでは、答えは2つあります。
それは「他商品も購入してもらえる(可能性がある)」ことと「再来店の理由になる」ことです。
マチカフェプライムの加入者が来店した場合、コーヒーのみを買う方もいらっしゃると思いますが、その他の商品も買う方も多いと考えられます。
レジ前のお菓子とか、ついつい買ってしまいますよね。。。
また、マチカフェプライムの加入者がローソンに行かない日があった場合、「無料でコーヒーが飲めるのに、もったいない」と感じてしまうと思います。
そのため、休日に特に用がなくてもローソンに行ってしまう可能性が高いと思われます。
上記2つのことから、ローソンがマチカフェプライムを実施すると考えます。
マチカフェプライムを実際に利用している方の口コミをいくつか紹介していきます。
ローソンのコーヒーのサブスク
— たいくん (@taikun_s49)May 22, 2023
今のところ毎日利用してます(^-^)pic.twitter.com/URBrqUQ5GC
ローソンのコーヒーのサブスク、6月分も先行申し込み完了です。5月分は今のところ1日も欠かさず利用しています(笑)。pic.twitter.com/u1ZqWwTiFs
— yasuhiro (@shibata_toyota)May 15, 2023
SNSを見る限りでは、毎日利用している方が多そうです。
中々人気があるようなので、マチカフェプライムが全国展開される日も近いかもしれませんね。
ローソンがコンビニコーヒーのサブスクを展開したことで、高い確率で他の大手コンビニチェーンも追随する動きが出てくると思います。
また、現状は愛知県内だけの実証実験だけですが、100以上の候補から社内コンペを勝ち上がってきた施策とのことなので、全国へと拡大する可能性も大いにあると思います。
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画像出典元:「ローソン」公式サイト
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