KEY STATION(キーステーション)

鍵の預かりサービス「KEY STATION」の口コミや使い方を紹介していきます。

記事更新日: 2024/07/24

執筆: 大和貴人

コスパグ

みなさんこんにちは、コスパ部です!

突然ですが皆さん、KEY STATION(キーステーション)を知っていますか?

KEY STATIONは、ファミリーマートや駅に設置された無人Boxで鍵の受け渡しができるサービスです

この記事では、KEY STATIONを利用するメリットや使い方、Keycafeとの違い、利用料金、口コミ、注意点などについて詳しく解説していきます。

この記事の筆者

大和 貴人(やまと たかと)

サブスク専門家、ファイナンシャルプランナー。
2013年、慶應義塾大学卒業後、新卒で三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。
その後、大手広告代理店への転職を経て、2019年に㈱ユニベルを設立。
2020年1月、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立上げ。
サブスク専門家として、日本テレビ「スッキリ!」TBS「ひるおび!」「THE TIME,」フジテレビ「めざまし8」などのメディアに多数出演。
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サブスク専門家の大和貴人の顔写真およびメディア出演歴

注意事項
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良い点

鍵を渡す手間や人件費を解消できる

悪い点

補償が充実していない

KEY STATION(キーステーション)とは?

KEY STATION(キーステーション)は、ファミリーマートや駅に設置された無人専用Boxで24時間鍵の受け渡しができるサービスです。

暗証番号を利用した受け渡しと、ペンチでも切れない強化ステンレスを使用したBoxで、安全に鍵を預けることができます。

KEY STATIONの運営会社は、「Keeyls株式会社」です。

同社は、不動産事業者の遠隔での賃貸管理・募集業務をサポートするオンライン不動産事業を主に展開する企業です。

Keeyls株式会社の公式サイトは、下記のリンクからご覧いただけます。

 

KEY STATION(キーステーション)はどのような人に便利?

KEY STATIONは、次のようなときに便利です。

 

KEY STATIONの利用例
  • 自宅や車の鍵の受け渡し
  • 民泊やスペース貸しの鍵の受け渡し
  • 内見などの不動産管理の鍵の受け渡し

 

24時間利用可能な無人Boxを通じて鍵の受け渡しが行えるため、鍵を渡す手間や人件費のロスを解消することができます。

また、セキュリティも整っているため、安全な鍵の受け渡しができます。

実際に以下のような民泊や不動産関係の企業で利用もされています。

 

KEY STATIONと類似サービスKeycafeの違いは?

 

 

KEY STATIONと同様の鍵の受け渡しサービスに「Keycafe(キーカフェ)」というものがあります。

Keycafeは、主にローソンやコインランドリーに設置されており、こちらも東京都内を中心に利用されています。

 

どちらも似たサービスなので、KEY STATIONとKeycafeの特徴を比較してみました。

Keycafeについては、下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひご覧ください!

 

KEY STATIONとKeycafeの比較

KEY STATIONとKeycafeの特徴を表にまとめてみました。

 

特徴 KEY STATION Keycafe
利用料金(コンビニ利用)

・月額プラン

3,000円/月

・一時利用

500円/3日

・使った分だけプラン

受け渡し795円/1回+保管料70円/1日

・年間使い放題プラン

35,000円/年

設置数 約240か所 約50か所
鍵の収納方式 複数の鍵が同じ扉の中に同時収納 1つの鍵につき1つのキャビネット
アプリの有無 なし あり
その他サービス カメラで本人確認

カメラで本人確認

宿泊台帳記入サービス

 

利用料金

KEY STATIONの利用料金は、3,000円/月であり、Keycafeの「年間使い放題プラン」を月額換算すると2,916円/月になります。

Keycafeの方が月々384円お得に利用することができます。

ただし、Keycafeは1年単位の契約であり、KEY STATIONのように月額プランではないため、途中で解約することができないことに注意が必要です。

 

設置数

設置数は、東京都内に約240か所設置されているKEY STATIONの方が多いです

Keycafeの設置場所は、都内約50か所でまだまだ身近でない印象です。

どちらのサービスであっても、一度近くの設置場所を調べてみることをおすすめします。

 

鍵の収納方式

KEY STATIONの鍵の収納ボックスは、1つのキャビネットの中に複数の鍵を一緒に預ける方式になっています。

一方でKeycafeの鍵の収納方式は、1つの鍵につき1つのキャビネットが設けられています。

鍵の収納方式を考えると、Keycafeのほうが安全性やプライバシーの面で安心できそうです

 

アプリの有無

Keycafeは専用アプリがあり、KEY STATIONは専用サイトで鍵の管理をします。

アプリがあった方が操作性の面で便利です。

なお、Keycafeはアプリと専用サイトどちらでも鍵の管理をすることができます。

 

その他サービス

KEY STATIONとKeycafeどちらも鍵を受け取る相手の顔認証を行うことができます。

また、KeycafeはAirbnbなどと連携しているため、宿泊台帳の記入をオンラインで行うこともできます

民泊の鍵の受け渡しが目的で利用する方であれば、Keycafeの方が便利ですね。

 

総合的に考えるとKeycafeがおすすめ

料金や安全性などを総合的に考えると、Keycafeの方がおすすめできます

今のところKEY STATIONのほうがKeycafeより優れている点は、設置数が多いということです。

カーシェアなどで複数の場所で鍵の貸し借りをしたいなど、よりたくさんの場所に設置されている方が良いという方は、KEY STATIONを選択した方が良いでしょう。

 

KEY STATION(キーステーション)の注意点は?

KEY STATIONの注意点について解説していきます。

KEY STATIONの注意点
  • 補償が充実していない
  • 鍵は他の利用者と共用のBoxに預ける
  • KEY STATIONの主な設置場所は東京都心部
  • ひとつのアカウントで登録できる鍵はひとつだけ
  • 個人利用には向かない

以下で詳しく説明します。

 

補償が充実していない

万が一KEY STATIONに預けたものが盗難にあった場合の補償については、過去12か月間に登録ユーザーが支払った金額を超えては保障されません。

また、鍵が盗難にあったことによる損害や将来的な損失についても賠償はありません。

KEY STATION自体が強固なセキュリティで作られていることと、監視体制の整ったファミリーマートに設置されていることを踏まえると、盗難の心配は低いと考えられます。

しかし、万が一盗難された場合については考慮しておく必要があります。

 

鍵は他の利用者と共用のボックスに預ける

鍵を預ける場所は、他の利用者と共用のスペースであり、ひとつひとつ扉が分けられていません。

そのため、部屋番号などが無記載の鍵を預けることが望ましいです。

もちろん他の利用者の鍵をとることは出来ませんが、全員同じスペースに鍵が保管されるということに留意する必要があります。

 

KEY STATIONの主な設置場所は東京都心部

KEY STATIONの設置場所は、主に東京の都心部となっています。

東京以外にも主要な都市にはいくつか設置されていますが、非常にわずかです。

現在、設置場所を拡大中なので、今後さらにKEY STATIONが身近になっていくかもしれません。

 

ひとつのアカウントで登録できる鍵はひとつだけ

月額3,300円を払うと、鍵に付ける専用の器具がもらえます。

この器具を使って専用ボックスと鍵を固定します。

器具に付けられる鍵はひとつだけです。

そのため、一度にいくつも鍵を預けることは出来ないことに注意が必要です。

また、鍵に取り付ける器具を無くした場合は、再発行料が6,000円かかります。

 

個人利用には向かない

家族や友人間など個人の利用では、月額3,000円は高額に思われます。

民泊やカーシェアなどをしている方であれば、鍵の受け渡しにかかる手間を省けて効率が良くなることが期待できます。

KEY STATIONを利用する際は、利用目的や使用頻度、利用料金などをよく考えた上で契約するようにしましょう。

 

KEY STATION(キーステーション)の使い方

KEY STATIONの利用には登録が必要です。

登録方法に関しては、次の項目で解説しています。

KEY STATIONは全国のファミリーマートに設置されています。

利用登録をすると鍵に取り付ける専用の器具をもらえます(上図参照)。

その器具を付けた鍵をKEY STATIONで利用できます。

鍵の受け渡しは以下の手順で行われます。

 

鍵の受け渡しの流れ
  1. 専用Boxに鍵を預ける
  2. 鍵を渡す相手に、ファミリーマートの店舗と暗証番号を伝える
  3. 相手が暗証番号を入力し、鍵を受け取る
  4. 鍵を返却する

 

鍵の受け渡しは、鍵を渡す相手のみが暗証番号を入力し、Boxを開閉します。

鍵を預けた人は、Web上で鍵の状況をリアルタイムで確認することができます

また、暗証番号についてもWebの管理画面でいつでも変更できます。

鍵が受取・変更された際は、自動で管理者にメールが発信されます。

セキュリティは、暗証番号のみでも十分ですが、オプションでBoxに設置されたカメラで本人確認を行うこともできます。

 

KEY STATION(キーステーション)の登録方法や利用料金は?

KEY STATIONの登録方法や利用料金、初回キャンペーンについて紹介していきます。

KEY STATIONの登録方法と利用料金
  • KEY STATIONの登録方法や利用料金は?
  • 初月無料キャンペーンが実施中

 

KEY STATIONの登録方法や利用料金は?

KEY STATIONの利用には、会員登録が必要です。

新規会員登録は、下記の公式サイトから行うことができます。

 

料金プランは、初期費用ありプランと初期費用なしプランがあります。

ファミリーマートに設置されたBoxを利用する方であれば、初期費用なしプラン(3,300円/月)になります。

初期費用ありプランは、専用Boxを新規で設置・導入する主に企業向けのプランです。

初期費用は、設置ボリュームによって異なってくるため、詳細はお問い合わせが必要です。

月額料金を払えば、無制限で何度でも利用することができます

解約については、違約金や解約料はかからないため、いつでも安心して解約することができます。

使用頻度と利用料金を考えたうえで契約するか考えましょう。

 

KEY STATION(キーステーション)の設置場所は?

KEY STATIONは、全国のファミリーマートを中心に設置されています。

主に東京都内に集中しており、名古屋、大阪、福岡などの都市にもいくつか設置されています。

KEY STATIONの設置場所は下記の公式サイトのリンクからご覧いただけます。

 

KEY STATION(キーステーション)の口コミは?

KEY STATIONの口コミを紹介していきます。

 

Airbnbの鍵の受け渡しに

 

内見の鍵の受け渡しに

 

民泊や家事代行などいろいろなサービスで活用されそう

 

医薬品受け渡しにも活用

 

まとめ

鍵の預かりサービス「KEY STATION」はいかがでしたか?

Keycafeとも比較しながら、ぜひ利用を検討してみてください!

気になった方はぜひチェックしてみてください!

 

画像出典元:「KEY STATION」、「FamilyMart」公式HP

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